40代からのダイエットには筋トレ・有酸素運動どっちがいい?
年齢を重ねると減っていく筋肉
20代を過ぎると私たちの体からは筋肉がなくなっていきます。
それ故、筋トレ(無酸素運動)や運動(有酸素運動)が必要になります。
それでは筋トレと有酸素運動のどちらをやっていけばよいのか。皆さんはご存じでしょうか?
トレーニングの違いによる筋肉の種類
筋肉には大きく分けて遅筋と速筋と呼ばれる2種類の骨格筋があり、この2つはそれぞれ同一箇所に存在し、年齢と共にその比率のみが変わっていきます。

例えば、その比率が大きく変わる箇所として上腕三頭筋が挙げられ、その比率は65:35と速筋が多くの割合を占め、60代になるとその比率が逆転していきます。
遅筋と速筋の違い
種類 | 色 | 役割 | エネルギー源 |
遅筋 | 白 | 持久力 | 脂質 |
速筋 | 赤 | 瞬発力 | 糖質 |
*それぞれに特有の役割とエネルギー源を持ち鍛え方も異なります。
筋トレと有酸素運動のどちらをやっていけばよいのか
本題に戻り、年齢と共に失っていく筋肉を抑えダイエットを行っていくにはどちらの運動を行うべきでしょうか?
その答えは、筋トレ(無酸素運動)です。
上にある図からも私たちが日常的に行う動作の中には、ダッシュをしたり勢いよく何かを投げたりなどの瞬発力のいる動きはあまりありません。
歩いたりする事が大部分を占めるため使われる筋肉の種類も遅筋になっていくのです。
その事からも年齢を重ねて落ちやすい筋肉が速筋である事が分るでしょう。

速筋を鍛えるメリット
前提として遅筋は細く速筋は太くなるという事を知っている人も多いと思いますが、速筋を鍛えても大丈夫なのか?と疑問に思う事でしょうが、そもそも年齢と共に筋肉が失われやすいように筋肉は作られずらいのでそこまで心配する必要はありません。
<メリット>
➊怪我の予防
➋糖分を多く摂る現代人にとって糖代謝を加速させてくれる
➋糖分を多く摂る現代人にとって糖代謝を加速させてくれる
速筋を鍛える=役割を発揮できるようにする
ここが一番大切な部分になります。
転倒時や急な方向転換に対して速筋が上手く機能していない場合、簡単に怪我や事故を起こしてしまうでしょう。
年齢を重ねるに伴い怪我のリスクは若年層のリスクと比べると大きく変わっていきます。
そういった意味でも筋トレのメリットはかなり大きと言えるのではないでしょうか。
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