週1回の運動と毎日の運動では「健康効果は同程度」
前置き
健康効果(死亡率や病気になる確率)というのは運動を殆どしない人と比べた結果であり、目的やゴールによって運動頻度は重要になります。
|どのくらいの運動をすべきか
例えばデスクワークをしている人は通勤や階段の上り降り、その他の局所的な運動場面などわずかな運動量に限られるため、腰痛や肩こりなどの症状に悩まされているのではないでしょうか。
WHOのガイドラインでは成人は毎週 150 ~ 300 分間の中程度の強度の身体活動、または毎週 75 ~ 150 分間の激しい強度の運動 (または同等の組み合わせ) を行う必要があると規定しています。
つまり個人で行う(中強度)場合は最低でも週3回は行わないといけないことになり、パーソナルトレーニングなどで行う激しいトレーニングでは週1回でも良いというのがわかります。
*トレーニングを1回60分と仮定
|効果は同じだった
研究から中等度から高強度の身体活動 (MVPA) の推奨レベルを毎週行った人々を比較した後、すべての原因による死亡リスクの低下(特に癌または心血管疾患)に関して、週末にまとめて運動を行う人とより定期的に運動した参加者の間にほとんど違いがないことが分かりました。
これは同じ量の身体活動を行う場合、より多くの日に広げたり、より少ない日に集中したりしても、死亡率の結果に影響しない可能性があることを示唆しているのです。
|まとめ
今回最も重要なポイントは、どのくらいの頻度で、いつエクササイズを行うべきかを心配するのではなく、毎週推奨されるレベルの活動を行うことが重要だという事です。
お問い合わせ

